精神疾患に対する正しい理解を深める
日本イーライリリー株式会社と認定特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボは、2 月10日、「第13回精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)-ひとりひとりの輝くあしたへ-」の受賞者が決定したと発表した。
同賞は、統合失調症をはじめとする精神疾患に対する正しい理解を深める一助となるべく、2004年に設立されたもの。日本イーライリリーは、協賛を行っている。
様々な個人やグループ・団体を表彰
「リリー賞」は、精神障害者の社会参加や地域社会における自立を促す活動を展開する当事者・当事者団体を表彰すべく、設立された。第9回以降は、「当事者部門」に加えて「支援者部門」も設立。医療・福祉・地域コミュニティ・教育など、様々な分野・立場の個人やグループ・団体を表彰している。
同賞を主催する地域精神保健福祉機構・コンボは、「精神障害をもつ人たちが主体的に生きて行くことができる社会の仕組みつくり」を目的として設立されたNPO法人。様々なプログラムの実践および普及活動を展開しており、精神疾患に対する理解を深める同賞の開催も、その一環にあたる。
当事者部門は100万円、支援者部門では50万円
「第13回リリー賞」で受賞したのは、当事者部門では北海道のNPO法人 精神障害者回復者クラブすみれ会と、大阪府の一般社団法人 UnBalance。支援者部門は、福島県の会津若松市立川南小学校と、大阪府の高槻精神障害者スポーツクラブが受賞した。副賞として、当事者部門は100万円が、支援者部門では50万円が、それぞれ贈られる。
なお3月10日には、東京国際フォーラムにて表彰式が開催され、受賞者に盾と副賞を授与される予定。
(画像は日本イーライリリーの公式ホームページより)

「第 13 回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」受賞者決定! - 日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/