マイクロバイオーム(細菌叢)分野の独自技術
カルナバイオサイエンス株式会社は、1月27日、米国エピバイオーム社との間で共同研究契約を締結したと発表した。
この共同研究では、カルナバイオサイエンスが保有する低分子化合物の創薬技術と、エピバイオームが持つマイクロバイオーム(細菌叢)分野の独自技術を最大限活用するとしている。
画期的な新薬の開発に取り組むエピバイオーム社
エピバイオーム社は、マイクロバイオーム分野で画期的な新薬の開発に取り組む企業。同社は精密なマイクロバイオーム技術を有し、ヒトや農業分野での感染症に対して抗生物質を使用しない効果的かつ持続的な治療法を開発。FDAからの認可取得を目指している。
カルナバイオサイエンスは2016年、米国において「C-Lab」を設立。エピバイオーム社との共同研究は、様算名交流の中から生まれた成果のひとつとしている。
画期的な医薬品候補化合物の創製を目指す
カルナバイオサイエンスとエピバイオーム社の共同研究では、新しい概念の治療法の開発に取り組む。マイクロバイオームが関係する疾患を対象として、画期的な医薬品候補化合物の創製を目指すとしている。
カルナバイオサイエンスはこの共同研究について、治療が困難な疾患に対する画期的な治療法を開発できることを期待しているという。
(画像はカルナバイオサイエンスの公式ホームページより)

米国EpiBiome社との共同研究契約締結に関するお知らせ - カルナバイオサイエンス株式会社
http://www.carnabio.com/output/irnews/567_ja.pdf