クローン病の情報提供活動を実施
ヤンセンファーマ株式会社は2017年2月3日のニュースリリースで、中等症から重症の活動期にあるクローン病の治療薬「ステラーラ(R)」の製造販売と医療機関への情報提供活動について、田辺三菱製薬株式会社と日本国内におけるコ・プロモーション契約を締結したと発表した。
今回の契約では、適応追加を目的とした承認申請中の「ステラーラ(R)皮下注45mgシリンジ」と製造販売承認申請中の点滴静注製剤について、製造販売についてはヤンセンが、医療機関への情報提供活動についてはヤンセンと田辺三菱製薬が共同で実施していくとしている。
クローン病患者4万人の治療選択肢として期待
クローン病の患者数は4万人余りといわれ、症状は口から肛門まで消化管の至るところに炎症が現れ、消化管を突き破るほど深くなる場合もある。
ステラーラ(R)は、2011年に尋常性乾癬および関節症性乾癬の治療薬として販売され、80ヶ国以上の国々で承認されており、クローン病の治療に新たな選択肢として期待されている。
ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンは病気のない世界を実現するために日々努力しており、革新的な生物学的製剤であるステラーラ(R)へのアクセスを拡大し、日本でのクローン病患者の治療を本格的に促進していく。
(画像はヤンセンファーマ株式会社のサイトより)

ヤンセンファーマ株式会社ニュースリリース
http://www.janssen.com/japan/press-release/20170203ヤンセンファーマ株式会社
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