プラン・インターナショナル・ジャパンと協働
第一三共株式会社は、2月2日、タンザニアにおける医療アクセス改善に向けた移動診療サービスを、今後も継続実施すると発表した。
このサービスは、同社と公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンが協働で実施しているもの。
他にも課題がある地域が存在すると判断
タンザニアでは、乳幼児死亡率と妊産婦死亡率が高い。この状況を改善すべく第一三共は、医療アクセス上の課題がある同国キサラウェ県において、移動診療サービスを2011年より5年にわたり展開。移動診療車を用いて、予防接種や妊産婦・乳幼児健診といった医療サービスを医療インフラが未整備な地域へ提供した。
同社は、タンザニアには他にも課題がある地域が存在すると判断。新たな活動地域としてキロンベロ県を選定し、移動診療サービスを継続実施することを決定した。
後も医療アクセス改善に取り組む
今回実施される移動診療サービスにおいて第一三共が協働するプラン・インターナショナル・ジャパンは、世界70カ国以上で活動する国際NGO。子どもの権利推進と、貧困や差別なき社会の実現に向けて、プロジェクトを実施している。
第一三共は今後も、グローバルに事業展開する製薬企業として、開発途上国の医療アクセス改善に取り組むとしている。
(画像は第一三共の公式ホームページより)

タンザニアにおける医療アクセス改善に向けた移動診療サービスの継続実施について - 第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006571.html