薬局共創未来人財育成機構、「健康サポート薬局」の研修実施機関に認定

東邦ホールディングス株式会社は、1月26日、同社が設立した一般社団法人薬局共創未来人財育成機構が「健康サポート薬局」の研修実施機関に認定されたと発表した。

薬局共創未来人財育成機構は、非営利型一般社団法人として東邦ホールディングスが2015年2月に設立。認定は、1月10日付で公益社団法人日本薬学会の第三者確認委員会によって行われている。

2015年10月に厚生労働省が示した「患者のための薬局ビジョン」では、「健康サポート薬局」の普及が求められている。「健康サポート薬局」とは、通常のかかりつけ薬剤師・薬局機能に加えて、地域住民の健康維持・増進に貢献する「健康サポート機能」も有する薬局を指す。

「健康サポート薬局」認定の要件としては、薬剤師が要指導医薬品や健康食品などの豊富な知識および技能を習得していることが求められる。また、5年以上の実務経験を有すると共に所定の研修を修了した薬剤師が常駐する必要もある。

薬局共創未来人財育成機構は、薬剤師・管理栄養士・登録販売者・薬局ないし医療機関の関係スタッフを対象として、教育研修を進めている。今後は「健康サポート薬局」の全国的な普及に向けて、教育研修を日本各地で開催していく予定だという。

東邦ホールディングスは今後も、国民の心身の健全な発展および健康寿命の延伸に寄与するとしている。

（画像は東邦ホールディングスの公式ホームページより）




薬局共創未来人財育成機構 健康サポート薬局研修実施機関に認定 - 東邦ホールディングス株式会社
http://www.tohohd.co.jp/news/170126.pdf