世界の医薬品企業による初めての活動
大日本住友製薬株式会社は、1月18日、グローバルなパートナーシップ活動「Access Accelerated」に参画すると発表した。
「Access Accelerated」は、非感染性疾患の予防・治療・ケアの向上を目的とする、世界の医薬品企業による初めての活動。
様々な障壁の克服を支援
非感染性疾患は、がん・心臓血管病・慢性呼吸器疾患・糖尿病・精神疾患などの疾患を指す。これら疾患は、世界中の人間にとって主要な死因となっており、既に感染症と闘う国・地域においては二重に負担を強いる要因ともなっている。
「Access Accelerated」は、これら非感染性疾患ケアの改善に重点を置く活動。世界20社以上におよぶ医薬品企業により構成され、世界銀行グループや国際対がん連合などのパートナーとも連携を果たしている。同活動では、低所得国や低中所得国における非感染性疾患の医薬品アクセスを巡る様々な障壁の克服を支援するという。
「世界経済フォーラム」において発表
「Access Accelerated」の立ち上げは、1月18日、スイス・ダボスにて開催された「世界経済フォーラム」において発表された。
大日本住友製薬は、精神神経領域やがん領域を重点領域とする医薬品企業として、グローバルヘルスへ貢献すべく発展途上国における医療アクセスの向上に取り組むとしている。
(画像は大日本住友製薬の公式ホームページより)

非感染性疾患の対策に取り組むパートナーシップ活動「Access Accelerated」への参画について - 大日本住友製薬株式会社
http://www.ds-pharma.co.jp/pdf_view.php?id=805