「ブレディニン錠25」「同50」の新剤形
旭化成ファーマ株式会社は、1月12日、免疫抑制剤「ブレディニンOD錠25」「同OD錠50」を発売した。
同剤は、「ブレディニン錠25」「同50」の新剤形にあたる。口腔内崩壊錠であり、服薬時の利便性の向上につながるものとなっている。
ネフローゼ症候群、ループス腎炎、関節リウマチが対象
「ブレディニンOD錠25」「同OD錠50」の効能・効果は、腎移植における拒否反応の抑制、原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群、ループス腎炎、関節リウマチが対象となる。
ただし、ネフローゼ症候群の適応については、副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限られる。また、頻回再発型のネフローゼ症候群を除かれる。ループス腎炎については、持続性蛋白尿・ネフローゼ症候群・腎機能低下が認められ、副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合のみ。関節リウマチについては、過去の治療で非ステロイド性抗炎症剤や他の抗リウマチ薬で十分な効果の得られない場合に限られる。
服用時の様々なニーズに対応
口腔内崩壊錠である「ブレディニン錠25」「同50」は、水なしでも、あるいは水と一緒でも、服用が可能。そのため、嚥下機能が低下した患者や高齢者でも服用が容易であり、服用時の様々なニーズに対応する仕様となっている。
旭化成ファーマは今後も、患者の治療に貢献していくとしている。
(画像は旭化成ファーマの公式ホームページより)

免疫抑制剤「ブレディニンOD錠25、同OD錠50」新発売のお知らせ - 旭化成ファーマ株式会社
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