「効能・効果」「用法・用量」の追加承認取得
田辺三菱製薬株式会社は、12月21日、ジェネリック医薬品であるクロピドグレル錠25mg/50mg/75mg「タナベ」について、「効能・効果」および「用法・用量」の追加承認を取得したと発表した。
この取得によりクロピドグレル錠「タナベ」は、先発品と同様の処方が可能となった。
「末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制」
クロピドグレル錠「タナベ」はこれまで、心原性脳塞栓症を除く虚血性脳血管障害後の再発抑制と、経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患を「効能・効果」としていた。今回の追加承認取得により、ここへ末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制が加わることとなる。
同剤の「用法・用量」は、虚血性脳血管障害後の再発抑制の場合、成人には通常、75mgを1日1回経口投与する。PCIが適用される虚血性心疾患では、通常成人の場合、投与開始日に300mgを1日1回経口投与を行う。今回ここに、末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制の際における75mg、1日1回経口投与が加わっている。
連結子会社の田辺製薬販売が販売
今回の追加承認取得によりクロピドグレル錠「タナベ」は、「効能・効果」および「用法・用量」が先発品と同一となった。そのため、先発品と同様に処方することができるようになっている。
なお同剤の販売は、田辺三菱製薬の連結子会社である田辺製薬販売株式会社が行っている。
(画像は田辺三菱製薬の公式ホームページより)

ジェネリック医薬品 クロピドグレル錠「タナベ」【効能・効果】【用法・用量】の一部変更承認取得に関するお知らせ田辺三菱製薬株式会社
http://www.mt-pharma.co.jp/