アンテドラッグステロイドを医療用と同量配合
佐藤製薬株式会社は、ステロイド点鼻薬『ナザールαAR0.1%<季節性アレルギー専用>』(指定第2類医薬品)を12月5日から新発売したと発表した。
同剤は、 抗アレルギー作用と抗炎症作用をもつアンテドラッグステロイド「ベクロメタゾンプロピオン酸エステル」を、1噴霧中に医療用と同量配合し、花粉による鼻水や鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー症状に効果を発揮する。
「ベクロメタゾンプロピオン酸エステル」は患部でよく効き、皮膚から体内に吸収されると分解される、全身性の副作用が起こりにくいタイプのアンテドラッグステロイドである。
1年に3か月間使用可能で花粉シーズンをカバー
『ナザールαAR0.1%<季節性アレルギー専用>』は、OTC医薬品のステロイド点鼻薬としては唯一、1年に3か月間使用可能で、スギ花粉などの飛散シーズンをカバーする。
また、抗ヒスタミン成分を含まず、仕事中や外出先でも眠気を気にせず使用できる点も特徴。
佐藤製薬は、2017年1月中旬より、ナザールブランドとして初の単独TVCMを放映する他、店頭では消費者向け小冊子やTVCMと連動したPOPなどの販促物を活用し、ブランドの活性化を図るとしている。
(画像はプレスリリースより)

佐藤製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.sato-seiyaku.co.jp/newsrelease/2016/161205.html