製薬会社が効率よく申請書を作成できる
日本ユニシス株式会社は、12月5日、医薬品等申請書作成・支援サービス「OpenTrusty」の製薬業界向けサービス提供を、2017年1月よりを開始すると発表した。
「OpenTrusty」は、同社が長年にわたって培った医薬品などの申請・承認プロセス業務の経験を活用し、製薬会社が効率よく申請書を作成できるというサービス。
薬事行政にまつわる審査支援システムを開発・運用
医薬品を安心して利用できる医療環境を求める声が高まる中、厚生労働省は本年1月、製薬会社に対して製造販売承認書と製造実態に関する一斉点検を指示した。同年6月1日には、「医薬品の製造販売承認書に則した製造等の徹底について」を製薬会社へ通知。指導を行っている。
日本ユニシスは、長年にわたり薬事行政にまつわる審査支援システムを開発・運用してきた。この過程で得た申請審査業務ノウハウを活用して、同社は「OpenTrusty」を開発。「申請書作成時の誤記防止」「申請書作成業務の大幅時間短縮」「法令違反リスクの低減」 などを実現するる医薬品等申請書作成・支援サービスとなっている。
申請書の作成業務という負担を解消
「OpenTrusty」を導入する製薬会社のメリットとして、日本ユニシスは「申請書の差分比較」「横断的な整合性チェック」「高度な入力支援機能」「分かりやすい画面レイアウト」「承認書管理システムとのスムーズな連携」を挙げる。
製薬会社にとって、厚生労働省へ提出する申請書の作成業務は、大きな負担となる。「OpenTrusty」は、この負担を解消するとしている。
(画像はプレスリリースより)

製薬業界向け、医薬品等申請書作成・支援サービス「OpenTrusty」を開発 - 日本ユニシス株式会社
http://www.unisys.co.jp/news/nr_161205_opentrusty.html