農薬と農業資材などの売上で5年後2,000万ドルを目標
住友商事株式会社は2016年11月25日のニュースリリースで、ベトナム住友商事会社、住商アグロインターナショナル株式会社、日本曹達株式会社とともに、アジア地域における農薬販売ビジネスの収益基盤の強化を目的にベトナムにおいて、農薬販売会社のサミット・アグロ・ベトナム社を設立したと発表した。
日本の会社が開発するスペシャリティ農薬(除草剤や殺虫剤・殺菌剤)の特徴に応じた開発とマーケティング案を、現地発信型で日本にフィードバックする質の高い販売代理店機能の提供、住友商事グループのソーシング機能を活用した商品ポートフォリオ拡充の推進、顧客サービスの向上に取り組むことで、5年後には売上高2,000万ドルを目指す。
収益基盤を強化し食糧需要に応える
ベトナムの農薬需要は約70%を水稲向けが占めており、また、野菜、花卉栽培は日本式の栽培技術が導入され始めていることで、日本が開発した農業資材の需要の増加が見込まれており、そして、人口増加に伴う食糧需要が高まっているため、ベトナムの農薬市場はインドに次ぐ第2位の市場規模を誇り、約8億ドルに達している。
住友商事グループは、サミット・アグロ・ベトナム社をアジア地域における農薬販売会社の第1号案件とし、ベトナムにおける収益基盤の強化と日本製品の海外輸出を促進することで、アジア地域において高まる食糧需要に応えていくとコメントしている。
(画像はプレスリリースより)

ニュースリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000378.000000726.html住友商事株式会社
http://www.sumitomocorp.co.jp/