肺高血圧症治療剤「アデムパス錠」、2017年1月からMSDが販売

MSD株式会社とバイエル薬品株式会社は、11月24日、肺高血圧症治療剤「アデムパス錠」の業務提携契約を締結したと発表した。

この契約は、現在バイエル薬品が製造販売している「アデムパス錠0.5mg」「アデムパス錠1.0mg」「アデムパス錠2.5mg」についてのもの。契約締結は、11月22日付で行われている。

MSDは、健やかな世界の実現を目指し、125年にわたりグローバルヘルスケアリーダーとして努力している企業。医療用医薬品・ワクチン・バイオ医薬品などの提供を通じて利用者と協力し、世界140カ国以上で事業を展開。革新的なヘルスケア・ソリューションを提供している。

バイエル薬品は、医療用医薬品やコンシューマーヘルスなどの事業を展開しているヘルスケア企業。医療用医薬品部門では、循環器領域や腫瘍・血液領域、眼科領域などに注力している。コンシューマーヘルス部門では、アレルギー性疾患治療剤や皮膚科領域に注力。「満たされない願い」に応える、先進医薬品企業を目指している。

「アデムパス」は、2014年にバイエル薬品が日本国内で発売して以来、多くの肺高血圧症患者に使用されている薬剤。今回MSDとバイエル薬品が締結した業務提携契約により同剤は、2017年1月以降、MSDが単独で販売を担当。製造および情報提供活動は、引き続きバイエル薬品が行う。

両社は今後も、患者と医療従事者のニーズに応えられるよう努めるしている。




肺高血圧症治療剤「アデムパス錠」の業務提携契約を締結 - バイエル薬品株式会社
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