11月28日に発売予定
持田製薬株式会社は、11月18日、潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ錠 1200mg」が薬価基準に収載されたと発表した。
同社は「リアルダ錠」について、9月28日に製造販売承認を取得していた。今回の薬価基準収載を受け、同社は同剤を11月28日に発売する予定。
メサラジンの新規DDS製剤
「リアルダ錠」は、メサラジンの新規DDS(Drug Delivery System)製剤。アイルランド・ダブリンのコスモ・ファーマシューティカルズ社が開発した「MMX(Multi-Matrix System)」技術を用いられている。
同剤は2007年、製品名「LIALDA」として米国で発売されて以来、37カ国において承認を取得。日本国内においては、持田製薬がシャイアー・ファーマシューティカルズ・グループ社より 2009年に導入。開発を進めていた。
潰瘍性大腸炎治療の新たな選択肢に
「リアルダ錠」は、潰瘍性大腸炎の患部である大腸の全域に、持続的に有効成分を放出するよう製剤設計が行われている。活動期と寛解期の双方で1日1回経口投与が可能であることが、特徴となっている。
持田製薬は、同剤が日本国内における潰瘍性大腸炎治療の新たな選択肢となり、患者のQOL向上に貢献できるものとしている。

潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ錠」の薬価基準収載ならびに新発売のお知らせ - 持田製薬株式会社
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