製薬業界ニュース
2025年05月14日(水)
 製薬業界ニュース

「オプジーボ」、再発胃がんを対象とした臨床試験で全生存期間を延長

新着ニュース30件






























「オプジーボ」、再発胃がんを対象とした臨床試験で全生存期間を延長

このエントリーをはてなブックマークに追加
免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」
小野薬品工業株式会社は、11月10日、免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」が、再発胃がんを対象とした第3相臨床試験において全生存期間の有意な延長を示したと発表した。

同試験は、標準治療が不応または不耐である、切除不能な進行または再発胃がん患者を対象に実施されたもの。

オプジーボ
免疫系を利用して抗腫瘍免疫応答を再活性化
オプジーボは、身体の免疫系を利用して抗腫瘍免疫応答を再活性化する、PD-1免疫チェックポイント阻害薬。

日本において同剤は、2014年9月、根治切除不能な悪性黒色腫の治療薬として小野薬品工業が発売。2015年12月には、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん、2016年8月には根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対する承認も取得している。

また、ホジキンリンパ腫および頭頸部がんについても承認が申請されており、食道がんや小細胞肺がん、肝細胞がんや膠芽腫などを対象とした臨床試験も現在実施中されている。

新規治療薬の必要性が高い胃がん
胃がんは、全世界における年間新規発症患者数が約95万人と、5番目に多いがん種。がん関連での死亡数も3番目に多く、年間で約72万人の死亡が報告されている。

切除不能な進行または再発胃がんにおける薬物治療は、化学療法治療の進歩により高い腫瘍縮小効果が実現できるようになってはきた。しかし完全治癒は未だ困難であり、新規治療薬の必要性は高いと考えられている。

小野薬品工業は、今回の試験結果について、関連学会にて今後公開する予定だという。


外部リンク

オプジーボ 再発胃がんを対象とした第3相臨床試験において全生存期間の有意な延長が示される - 小野薬品工業株式会社
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n16_1110.pdf

Amazon.co.jp : オプジーボ に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->