340件を超える応募があった
グラクソ・スミスクライン株式会社は、10月28日、『2016年度GSKジャパン研究助成』の研究助成者を決定し、ウェブサイトを通じて発表した。
この助成の募集は本年4月1日より5月31日まで行われ、340件を超える応募があったという。審査の後、137件が採択されている。
若手研究者の創造的な研究を助成
『GSKジャパン研究助成』は、日本における医学・生命科学と、それに関連する科学の領域における若手研究者の創造的な研究を助成することを目的として、2014年に開設された。「競争的資金制度」である「科研費」を参考にして、公募制のもとで運営されている。
『GSKジャパン研究助成』では、グラクソ・スミスクライン製品を使用する研究は対象外となる。この規定は、この助成があくまで関連する疾患領域における医学・科学分野の発展に寄与することが目的であることを示すもの。また、高い専門性と科学的見地による審査の実現と利益相反の観点から、審査は外部有識者が実施する。
公正な審査により、137件を採択
『2016年度GSKジャパン研究助成』の審査は、研究者の氏名や所属など個人を特定できる情報をマスキングした上で、公正に行われた。結果、340件を超える応募の中から137件が採択されている。
グラクソ・スミスクラインは、この助成が日本の若手研究者による創造的な研究に貢献できる方法であると自負し、医学のイノベーションに貢献できることを期待している。

2016年度 GSKジャパン研究助成 - グラクソ・スミスクライン株式会社
http://jp.gsk.com/media/842544/result2016.pdf2016年度GSKジャパン研究助成対象者を発表 - グラクソ・スミスクライン株式会社
http://jp.gsk.com/