「共創未来ファーマ株式会社」
東邦ホールディングス株式会社は、10月27日、完全子会社であるエール薬品株式会社の商号を変更し、ジェネリック医薬品を中心とした医療用医薬品事業を展開すると発表した。
エール薬品は、11月1日付で商号を「共創未来ファーマ株式会社」へ変更し、ジェネリック医薬品の開発・製造・販売事業を新たに業務へ加える。
サプライチェーン再構築への貢献が必要
東邦ホールディングスは、医療・健康・介護分野に携わる企業集団として、地域医療連携や在宅・介護分野への取り組みを積極的に推進している企業。「全ては健康を願う人々のために」のコーポレートスローガンとして、医薬品卸売りや薬局事業、顧客支援システムの開発・提供などを展開している。
同社は、政府が目標として掲げるジェネリック医薬品の使用促進に着目。平成30年から平成32年のなるべく早い時期に数量シェア80%を目指すこの促進に加え、スペシャリティ医薬品・希少疾病用医薬品の拡大といった急速な市場の変化にも注目。サプライチェーンの再構築に貢献することが必要と判断し、今回の業務拡大に至ったという。
独自の検証に基づいた品質の医薬品流通
共創未来ファーマは、医薬品に対する国民や医療関係者の信頼を高めるべく、独自の検証に基づいた品質の医薬品流通を実現するとしている。
また今後は、顧客の需要に的確に対応するイノベーティブな製造販売一体型のビジネススキームを確立し、高品質・高付加価値な医薬品を安定的かつ合理的な提供を目指すとしている。

東邦ホールディングスの新たな事業展開「共創未来ファーマ株式会社」 - 東邦ホールディングス株式会社
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