新薬開発ファクトブック
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、日本におけるバイオ医薬の貢献をまとめた冊子である「新薬開発ファクトブック 日本を支える創薬イノベーション」を発行した。この冊子は、新薬の研究開発がどのように医療分野の進歩に貢献してきたかを示し、医療分野に対する投資がもたらすメリットをわかりやすく紹介したもので、35ページから成り立っている。
(画像はニュースリリースより)
冊子の内容
その内容は、患者が増加の一途をたどっている疾患や難治性の疾患、およびQOLを大きく損ねる疾患など計12に疾患領域を取り上げており、それぞれの領域における課題を解決するためにどのような研究開発の取り組みがなされ、どのような革新的なバイオ医薬品が提供されてきたかがまとめられたものである。
日米欧の製薬企業はこの過去6年間で、日本国内において、215に新有効成分を含む新薬を市場に出し、日本の医療の進展に貢献してきている。この冊子ではそれらの品目を巻末に掲載している。また、日本の医学界をリードする医学研究者や、患者のために努力を重ねてきた患者会リーダーたちの新薬の貢献と価値に関するメッセージをコラムとして掲載している。
また、この冊子は医療分野の発展に関心を持つ人々に、バイオ医薬品の日本における役割について理解を深めてもらうため、配布する。冊子のPDFデータはPhRMA東京オフィスのホームページ上で閲覧およびダウンロードが可能となっている。

米国研究製薬工業協会
http://www.phrma-jp.org/