自信が高まり、リーダーシップ発揮できたと自覚
アストラゼネカ株式会社は10月17日、同月11日に行われた、働きがいのある職場づくりを目指した取り組み「ウィメンズ・リーダーシップ・イニシアチブ(以下、WLI)」の2016年度最終セッションにおいて、その成果を発表したと報じた。
今年度のWLIの活動に賛同したメンバーを対象にWLI開始前の4月と終了間近の9月の2回、同内容で意識調査アンケートを実施。
83名の回答が得られた中で、WLIに参加して自分の強みを認識できたと感じた人は90%(開始前は66%)、自信が高まったと感じた人は72%(開始前は26%)、さらに以前よりリーダーシップを発揮することができたと感じた人は77%(開始前は39%)に上っている。
2回目の結果が初回を大幅に上回り、自身の強みを認識することで自発的に周囲に働きかけられるようになった人が増えたことが明らかになった。
ダイバーシティ推進に重点、2020年までに女性管理職30%目指す
アストラゼネカでは、「働きがいのある職場」を戦略的優先課題のひとつに掲げ、特にダイバーシティの推進に重点を置いているという。
WLIのプログラムリーダーであるコマーシャルエクセレンス&インフォメーションテクノロジー統括部トレーニングエクセレンス部 部長の村尾暁子氏は、ニュースリリースで「自身の考え方に自信をもって行動できるようになった社員が増えたことは大変喜ばしいことで、本プロジェクトが目指す目標にまたひとつ近づいたといえます。さらにこの輪が広がり、ダイバーシティの意識がより浸透するよう、活動を継続して参ります」とコメントしている。
同社は、2020年までの目標として「女性管理職の比率を30%にすること」を掲げ、個々の社員の力が発揮され、年齢、性別、在職年数、国籍等に関わりなく活躍できる組織作りに注力していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

アストラゼネカ株式会社 ニュースリリース
https://www.astrazeneca.co.jp/