米国立がん研究所指定がんセンター「Dana-Farberがん研究所」と契約締結
第一三共株式会社は10月12日、米マサチューセッツ州のDana-Farber Cancer Institute, Inc.(以下「Dana-Farberがん研究所」)と、肺がんの非臨床試験に関する研究提携の契約を締結したことを発表した。
1947年創立のDana-Farberがん研究所は、成人および小児のがん研究と治療において世界をリードする有数の施設で、アメリカ国立がん研究所指定がんセンターの一つ。USニューズ&ワールド・レポート誌では、米国のがん治療病院第4位にランキングされている。
肺がん治療候補薬のトランスレーショナル非臨床薬理試験進める
第一三共は、Dana-Farberがん研究所のPasi A. Jänne教授が率いる研究チームと連携。同社が保有する肺がん治療候補薬のトランスレーショナル非臨床薬理試験に、Dana-Farberがん研究所が開発した独自の動物実験モデルを活用していく。
今回研究提携の契約が結ばれたことで、第一三共は、Dana-Farberがん研究所が保有するトランスレーショナルメディシンに関する専門知識及び技術を活用することが可能となった。
Dana-Farberがん研究所との研究提携について、第一三共はがん領域の研究開発力強化に意欲を示している。
(画像はプレスリリースより)

第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006532.html