巨細胞性動脈炎の画期的治療薬
中外製薬株式会社は、10月4日に、巨細胞性動脈炎(GCA)を適応症として開発中の「ACTEMRA(R)/RoACTEMRA(R)」が米国食品医薬品局(FDA)より画期的治療薬に指定されたことを発表した。
未充足の医療ニーズに可能性
今回の指定は、GCA患者を対象に「ACTEMRA/RoACTEMRA」の有効性および安全性を検討した第3相臨床試験に基づいている。これをもって、自己免疫疾患領域のアンメットメディカルニーズを真に満たし得る薬剤として、「ACTEMRA/RoACTEMRA」の可能性を高く評価されたことになる。
中外製薬は「すべての革新は患者さんのために」の事業哲学のもと、共同開発のロシュ社およびジェネンテック社とともに、新たな治療薬選択肢となる「ACTEMRA/RoACTEMRA」を患者および医療従事者に早期に提供できるよう、世界各国における製造販売承認申請に向けて取り組んで行く。

中外製薬 プレスリリース
http://www.chugai-pharm.co.jp/