テレビ電話サポートの導入で、映像でのサポートも可能に
ファイザー株式会社は、2016年10月より、成長ホルモン製剤ジェノトロピンの新たな相談窓口「テレビ電話サポート」を開設したことを10月11日付けのニュースリリースで発表した。
ジェノトロピンは、国内では1988年に発売開始した遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤。小児期における成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療薬として承認され、現在は6つの適応症を有する。
ファイザーは、これまでジェノトロピンを処方されている患者と家族に対して「電話サポート」を行ってきた。「電話サポート」の対応は、患者や家族が直接電話をかけるスタイル、または、事前にウェブ予約をすることで、オペレーターが予約時間に電話をかけるスタイルの2種類。
「電話サポート」に加えて「テレビ電話サポート」を行うことで、電話の音声だけではなく映像を通じて患者や家族をサポートすることが可能となった。「テレビ電話サポート」「電話サポート」ともに、看護資格を持ち同剤に精通したオペレーターが対応する。
事前予約により、24時間365日対応
「テレビ電話サポート」システムは、PC、タブレット端末、スマートフォンに対応していて、自己注射の手技なども映像で確認することができる。
サポートサービスの対象は「ジェノトロピンゴークイック注用5.3mg」「ジェノトロピンゴークイック注用12mg」「ジェノトロピンTC注用5.3mg」「ジェノトロピンTC注用12mg」を使用している患者と家族で、24時間365日対応している。
ただし予約制で、48時間前までに受付が必要。
予約の受付は、ファイザー株式会社ホームページ特設サイト「成長相談室」(成長ホルモンで治療中の方を対象としたジェノトロピン啓発Webサイト)から。
http://ghw.pfizer.co.jp/treatment/patient/caution.html(画像はプレスリリースより)

ファイザー株式会社 ニュースリリース
http://www.pfizer.co.jp/