産婦人科領域のスペシャリティファーマとして
あすか製薬株式会社(以下「あすか製薬」)は24日、ノーベルファーマ株式会社(以下「ノーベルファーマ」)製造販売の低亜鉛血症治療薬「ノベルジン(R)錠 25mg・50mg」(以下「ノベルジン」)に関して、同日コ・プロモーションを開始したと発表した。
産婦人科領域のスペシャリティファーマであるあすか製薬とノーベルファーマは、2016年11月30日、産婦人科領域での医療用医薬品に関する包括的な業務提携契約を締結している。
「ノベルジン」は、2008年4月よりウィルソン病治療薬として「ノベルジンカプセル25㎎・カプセル50㎎」が発売開始。2015年2月から、ウィルソン病治療剤「ノベルジン錠25㎎・錠50㎎」が新剤形として発売されている。
あすか製薬は、今回同剤に低亜鉛血症の適応症が追加取得されたことから、産婦人科領域の医師や医療機関を対象にプロモーションを行っていくこととなった。「低亜鉛血症」での保険適用は、国内初。
低亜鉛血症での保険適用は国内初
亜鉛は微量元素ながら、多彩な生理作用を有し、酵素などさまざまな機能タンパク質に欠かせない重要な成分である。
亜鉛の欠乏は、食欲低下や発育障害、皮膚症状、脱毛、味覚低下、情緒不安定、運動失調、貧血など多彩な症状を引き起こす。さらに、亜鉛欠乏を合併する疾患としては、C 型肝炎・肝硬変、糖尿病、腎不全などが報告されている。
あすか製薬は、ノベルジンのコ・プロモーション開始に際し、同剤が、低亜鉛血症による症状に苦しんでいる患者に大きく貢献するものとコメントした。
(画像はあすか製薬株式会社ホームページより)

あすか製薬株式会社ニュースリリース
http://www.aska-pharma.co.jp/news201703242.pdf