4団体の受賞者に盾と副賞を授与
日本イーライリリー株式会社は、3月13日、「第13回精神障がい者自立支援活動賞(リリー賞)」表彰式についてのプレスリリースを発表した。
この表彰式は、東京国際フォーラムにて3月10日に開催され、「当事者部門」と「支援者部門」の2部門あわせて4団体の受賞者に対し、盾と副賞が授与されている。
精神障がい者の社会参加を促す活動を表彰
「リリー賞」は、精神障がい者の社会参加や地域社会での自立を促す活動を行う当事者および当事者団体を表彰する賞として、2004年に設立された。第9回からは、「当事者部門」に加えて「支援者部門」も設立。認定NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)が主催しており、日本イーライリリーは協賛を務めている。
「当事者部門」の選考は、「当事者を主体とした取り組みであること」「独自性」「社会・医療・保健福祉へのインパクト」を基準として行われる。「支援者部門」では、「独自性」「社会・医療・保健福祉へのインパクト」「将来性」について、評価と選考が行われるという。
患者のリカバリーへの貢献をめざす
今回「リリー賞」の「当事者部門」を受賞したのは、北海道のNPO法人である精神障がい者回復者クラブすみれ会と、大阪府の一般社団法人 UnBalance。「支援者部門」では、福島県の会津若松市立川南小学校と、大阪府の高槻精神障がい者スポーツクラブが受賞している。
日本イーライリリーは今後も、精神疾患の一般への理解促進などを通じて、患者のリカバリーへの貢献をめざすとしている。
(画像はプレスリリースより)

「第13回精神障がい者自立支援活動賞(リリー賞)」「当事者部門」「支援者部門」で、4団体を表彰 - 日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/