「正露丸」から液体カプセルを発売
大幸薬品株式会社(以下、大幸薬品)は3月15日、同社の看板商品とも呼べる「正露丸」から約50年ぶりに新タイプとなる液体カプセルを発売することを発表した。
「正露丸」は現在、丸剤タイプと糖衣錠タイプと2種類からなり、この液体カプセルタイプ「正露丸クイックC 」で3つめとなる。
「正露丸クイックC 」の特徴は、やはり即効性。同社は自社調べによる顧客の止瀉薬購入の動機に即効性と安全性が求められていることから、この液体カプセルタイプの発売に期待を寄せている。
4月3日(月)に発売予定
「正露丸」は誕生から今年で71年。天然成分の木クレオソートが主成分の胃腸薬だ。腸のぜん動運動を正常化し、腸内の水分調節機能を調整する働きをすることから、下痢や軟便の改善に長く親しまれてきた。
木クレオソートの歴史は古く、日本でも軍薬として活用されている。1946年に発売された「忠勇征露丸」はその独特の匂いが特徴であったが、1966年に匂いを抑えるタイプの糖衣錠を発売している。
また、「正露丸クイックC 」には丸剤、糖衣錠には含まれている生薬の配合はなく、グリセリンなどの添加物以外には木クレオソートのみの単味生薬製剤となる。
「正露丸クイックC 」は4月3日(月)に発売予定。
(画像はプレスリリースより)

大幸薬品株式会社 ニュースリリース
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