ウェブサイトを通じて申請を受け付ける
帝人ファーマ株式会社は、3月13日、2017年度以降の医薬関連奨学寄附金および一般・学会寄附金の提供について、公募形式を導入すると発表した。
この公募は、同社ウェブサイトを通じて研究者などからの申請を受け付ける形で行われるという。
コンプライアンス遵守の徹底、更なる透明性の確保
帝人ファーマは、医学・薬学をはじめとするライフサイエンスの発展を目指し、医療関係者および医療機関などとの連携を深め、協力して企業活動を行っている。
これらの連携について同社は、高い倫理性と透明性の確保が重要になると判断。奨学寄附金の提供については、営業部門から独立した組織を設置し、利益相反上の問題がないかについて十分確認を行った上で、対象者を決定している。
今回の寄附金提供に於ける公募形式導入は、コンプライアンス遵守の徹底と、更なる透明性の確保を目的とするもの。
公募の開始は本年7月の予定
同社の医薬関連奨学寄附金および一般・学会寄附金は、「内分泌」「代謝」「循環器系領域」「骨」「関節系領域」「血液」「免疫系領域」「呼吸器系領域」を対象領域とする。なお同社医薬情報担当者は、一切の寄附金関連業務を実施しないとしている。
寄附金ウェブサイトのオープンおよび公募の開始は、本年7月の予定。
(画像は帝人ファーマの公式ホームページより)

2017年度以降の医薬関連奨学寄附金および一般・学会寄附金の提供について - 帝人ファーマ株式会社
http://www.teijin-pharma.co.jp/