本年1月よりタカラバイオグループに参画
タカラバイオ株式会社は、3月15日、Rubicon Genomics, Inc.(以下「Rubicon社」)製次世代シーケンス解析用試薬の国内販売を開始した。
Rubicon社は、本年1月よりタカラバイオグループに参画している。
「ThruPLEXテクノロジー」と「PicoPLEXテクノロジー」
Rubicon社の製品は、「ThruPLEXテクノロジー」「PicoPLEXテクノロジー」と呼ばれる技術をベースに作製されている。
「ThruPLEXテクノロジー」は、血漿に含まれるセルフリー核酸などの超微量DNAサンプルから、多様性の高いライブラリーを作製する。低頻度のDNA変異を高精度に検出することが可能であり、幅広いアプリケーションに対応している。
「PicoPLEXテクノロジー」は、シングルセルなど超微量のDNAから再現性の高いライブラリーを作製することが可能。コピー数多型や染色体異数性の解析に利用できる。
さらなる事業拡大を目指す
次世代シーケンサーは、従来のシーケンスとは異なる原理に基づいた塩基配列解析法。ヒトの全遺伝子・全ゲノムの塩基配列解析を可能にしている。
タカラバイオは今後も、シングルセル解析や次世代シーケンス解析などに注力。新製品や新サービスの提供を通じて、同分野でのさらなる事業拡大を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

Rubicon Genomics, Inc.社製次世代シーケンス解析用試薬の販売を開始 - タカラバイオ株式会社
http://www.takara-bio.co.jp/release/?p=4013