薬価基準収載日は2016年12月9日付け
第一三共株式会社は2017年3月8日のニュースリリースで、持続性癌疼痛治療剤オキシコドン徐放性製剤の後発医薬品(ジェネリック医薬品)であるオキシコドン徐放錠5mg・10mg・20mg・40mg「第一三共」を新発売したと発表した。
第一三共は、医療用麻薬製品のラインアップの充実が、がん疼痛に苦しむ患者の痛みを和らげてQOLを高め、がんと共に生きることのサポートにつながると考えており、本剤の新発売を通じて、がん患者の生涯にわたるトータルケアに貢献していくと述べている。
GWATab(R)技術で一貫生産
オキシコドン徐放錠は、中等度から高度の疼痛を伴う各種癌に使用されるオピオイド鎮痛薬で、オキシコドン徐放性製剤の後発医薬品として初の錠剤となり、製造販売元で国内グループ会社の第一三共プロファーマ株式会社がGWATab(R)技術(ジワッタブ)を利用して原薬から製剤化までを一貫生産している。
日本における医療用麻薬製品は、未承認薬の強オピオイドであるヒドロモルフォン塩酸塩の即放性製剤、徐放性製剤および注射剤について申請中であり、オキシコドンの即放性製剤については2017年2月に承認を取得し、現在、製品の市販の準備中である。
(画像は第一三共株式会社のサイトより)

第一三共株式会社ニュースリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006598.html第一三共株式会社
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