「バイオシミラーA」に続いて提携
株式会社ジーンテクノサイエンスは、3月9日、伊藤忠ケミカルフロンティア株式会社との間で新たなバイオシミラーの共同開発に関する資本業務提携を決議したと発表した。
両社は2013年8月、「バイオシミラーA」について共同開発をスタートとしており、今回の新たな提携はそれに続くもの。
バイオ医薬品の開発ノウハウを着実に蓄積
ジーンテクノサイエンスは、2013年5月に「フィルグラスチム」のバイオシミラーである「GBS-001」の上市を実現。その後も複数のバイオシミラーの開発を推進し、バイオ医薬品の開発ノウハウを着実に蓄積している。
さらに2016年度第1四半期には、ノーリツ鋼機株式会社グループの一員となることで、同社の社会的信用力および研究開発資金の後ろ盾を獲得。既存パイプラインの開発の着実な推進や、バイオシミラーの新たなパイプラインの追加など、新規バイオ事業立ち上げに向けて鋭意事業を推進している。
バイオシミラーのさらなる迅速な開発が可能
伊藤忠ケミカルフロンティアは、世界中の原薬・製剤メーカーより高品質の医薬品原料および医薬品を仕入れ、日本の製薬企業等に安定的に供給する事業を行う企業。また、先んじてジェネリック抗がん剤の輸入事業に着手し、日本におけるジェネリック抗がん剤の普及の一端に貢献している。
両社は、共同開発を行うことで、バイオシミラーのさらなる迅速な開発が可能になると判断したという。
(画像はジーンテクノサイエンスの公式ホームページより)

伊藤忠ケミカルフロンティア株式会社との新たなバイオシミラーの共同開発に関するお知らせ - 株式会社ジーンテクノサイエンス
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