検体検査業務の効率化ニーズに応える
アルフレッサ ファーマ株式会社は、2月22日、「全自動便尿分析装置AA01」を発売した。
同製品は、便潜血検査と尿定量検査の複数の測定項目を、1台で可能にするという小型自動分析装置。装置の多機能化と小型化により、検体検査業務の効率化ニーズに応えている。
医療機器分野に強みを持つアルフレッサ ファーマ
アルフレッサ ファーマは、50年以上にわたって医薬品・診断薬・医療機器の開発製造販売を手がけている企業。睡眠障害・てんかんといった中枢神経系疾患領域の治療薬、大腸がん検診や各種感染症の診断に用いられる検査試薬、そして手術用縫合糸などの医療機器分野に強みを持つ。
2015年4月には、100%子会社であるアルフレッサファインケミカル株式会社を設立して、医薬品原薬製造分野にも参入。様々な医薬品・診断薬・医療機器の開発製造販売を通じて、人々の健康で豊かな暮らしに貢献している。
便潜血検査分野において幅広い施設をカバー
今回発売された「全自動便尿分析装置AA01」の測定項目は、便潜血検査2項目(糞便中ヘモグロビン・糞便中トランスフェリン)と尿定量検査4項目(尿蛋白・尿中アルブミン・尿中クレアチニン・尿糖)。同社が現在販売中の「ヘモテクトNS-Prime」と共に、便潜血検査分野において幅広い施設をカバーし、大腸がん患者の早期発見に貢献するとしている。
同社は今後も、多様な医療ニーズに対応できる製品を提供していくという。
(画像はアルフレッサ ファーマの公式ホームページより)

「全自動便尿分析装置AA01」 新発売のお知らせ - アルフレッサ ファーマ株式会社
http://www.alfresa-pharma.co.jp/news/1044/