デ・ウエスタン・セラピテクス研究所の子会社
株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所は、2月17日、同社子会社である日本革新創薬株式会社が、視神経炎治療薬に関する実施許諾を受ける契約を締結したと発表した。
この契約は、日本革新創薬と株式会社アイ・エヌ・アイとの間で締結されたもの。
神経変性に対する新規治療薬を開発
アイ・エヌ・アイは、2007年に設立された、名古屋大学発の創薬・バイオベンチャー企業。同大環境医学研究所ストレス受容・応答部門、免疫系(神経免疫分野)における基礎研究の成果をもとにして、神経変性に対する新規治療薬の開発を目指している。
眼科領域の難治性疾患には、神経変性をその原因とするものが存在することが知られている。アイ・エヌ・アイが創出した神経変性抑制作用を有する化合物は、眼科領域においても革新的な医薬品となる可能性があるという。
協働して眼科領域での研究開発を進める
今回締結された契約により日本革新創薬は、アイ・エヌ・アイが出願中の神経変性抑制剤に関する特許の下、眼科領域の医薬品を開発・製造・販売する権利の許諾を受ける。この権利は、全世界における再実施許諾権付独占的実施権となる。
日本革新創薬とアイ・エヌ・アイは今後、協働して眼科領域での研究開発を進めるとしている。
(画像は日本革新創薬の公式ホームページより)

日本革新創薬の視神経炎治療薬に関する実施許諾を受ける契約締結のお知らせ - 株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
http://pdf.irpocket.com/C4576/o1Tt/Q2Qa/Dnnp.pdf