大塚製薬、薬局支援プログラム「OATHAS」の提供を4月より開始

大塚製薬株式会社は、2月20日、薬局支援プログラム「大塚ヘルシーエイジングサポーター養成プログラム OATHAS」の提供を開始すると発表した。

同プログラムは、超高齢化社会を迎え、従来以上に地域に密着した健康維持・増進サポート機能が求められている薬局を支援するもの。提供は、今年4月より開始される。

日本では、2025年に高齢者人口が3500万人に達するとされている。

この状況を受け、2013年に閣議決定された日本再興戦略では、薬局・薬剤師の活用促進を決定。薬局の再編が行われ、2016年には「健康サポート薬局」の制度もスタートしている。「OATHAS」は、こうした状況へ対応すべく開始されるという。

同プログラムは、地域の生活者の健康をサポートしたいと考える全ての薬局・薬剤師など医療関係者を対象とする。具体的な活動としては、第一弾として「女性のための健康サポーター」を育成。「健康に関する基本情報、食生活や栄養についての知識を習得する学習プログラム」「健康相談に利用可能な店頭支援ツール」などの提供を行うとしている。

「OATHAS」の活動は、大塚製薬とNPO法人HAPとの協働で行われる。HAPは、女性のライフステージに応じた健康管理と疾病管理、地域の健康・医療に関するコミュニティづくりのノウハウを持つ。このノウハウと、大塚製薬が製品の研究開発や啓発活動で得られた知見が、同プログラムでは活用されるという。

大塚製薬は同プログラムを通じて、健康サポートに従事する人材の育成および健康サポート薬局の普及に貢献するとしている。

（画像は大塚製薬の公式ホームページより）




地域に密着した健康情報拠点としての薬局を支援するプログラム
「OATHAS」提供開始 - 大塚製薬株式会社
http://www.otsuka.co.jp/