スマホ一台で薬の記録と閲覧ができる
ソニー株式会社は、2月20日、電子お薬手帳サービス『harmo(ハルモ)』の新システムを開発し、「スマホ向けライト会員サービス」を同日より開始したと発表した。
「スマホ向けライト会員サービス」は、スマートフォン一台で薬の記録と閲覧ができるというもの。利用者は、全国の薬局で薬と共に提供される電子お薬手帳用の二次元コードを撮影することで、『harmo』サービスへの参加が可能となった。
約14万人が利用しているサービス
ソニーは、クラウド型の情報蓄積システムを基盤としたソリューションの提供を通して、社会課題の解決についても貢献を行っている。その一環として提供されているのが、『harmo』だ。
『harmo』は、電子お薬手帳としての機能に加えて、利用者・家族・薬剤師・医師との間で情報共有を可能にするコミュニケーション支援ソリューションとしても、活用が想定されている。また、蓄積した統計データをもとにした利用者への情報の提供など、ソニーならではの新たな価値も提案している。
同サービスは、2011年より国内一部地域で提供が開始され、2016年7月には商用サービスをスタート。現在は約14万人が利用している。
スマホアプリ単体でサービスへ参加
同社には、『harmo』未導入の地域から「近辺に加盟薬局がないが、スマホアプリを利用したい」という声が多く寄せられていたという。その為、スマホアプリ単体でサービスへ参加できる新機能を開発。「スマホ向けライト会員サービス」として、今回の提供開始に至った。
ソニーは今後も、『harmo』サービスが提供する価値の向上へ向けて、活動を続けるとしている。
(画像はプレスリリースより)

電子お薬手帳サービスharmo、スマホ向けライト会員サービスを開始 - ソニー株式会社
http://www.sony.co.jp/