規制緩和に向けて
エムキューブ株式会社と株式会社ブイキューブ(以下ブイキューブ)は、「処方薬の対面販売」の規制緩和が予定されていることから、オンラインで対面販売を行うサービスの開発に着手すると、2015年6月17日に発表した。
国家戦略特区の拡充策の一つとして、離島や僻地などにおいて、薬剤師による処方薬の服薬指導を行うとする対面原則が規制緩和される見込みだ。
オンラインでの対面販売が認められ、遠隔診療と組み合わせることができれば、現在、通院や薬局通いを求められている慢性疾患などの患者の負担軽減につながる。
対面コミュニケーションを実現
両社は、これから、国内シェアトップを誇るブイキューブのWeb会議サービスを元にして、処方薬の対面販売を実用化する機能開発に取り組む。医師、薬剤師、患者など、いつでも、どこでも、だれでも利用可能な対面コミュニケーションによるサービスを提供する考えだ。
さらに、医師による遠隔での診療行為や定期的な面談、薬剤師による服薬指導などを実現し、通院の必要がなく、地方でも都市部でも患者が負担を軽減できるプラットフォームの構築を目指している。
そのために、病院、クリニック、調剤薬局、自治体、医療情報システムベンダーなどとのシステム連携も図っていくという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ブイキューブ プレスリリース
http://jp.vcube.com/news/2015/0617_1300.html