エスタブリッシュ医薬品として大切に取り扱う
ファイザー株式会社は、6月19日、エスタブリッシュ医薬品事業部門の後発医薬品8成分16品目を発売した。
同社は、自社の長期収載品と後発医薬品を区別せず、エスタブリッシュ医薬品として大切に取り扱っている。今回発売された後発医薬品でも、安全に配慮した工夫が行われた。
イマチニブ錠、クロピドグレル錠など
今回発売された後発医薬品は、以下の通り。
イマチニブ錠100mg「ファイザー」、クロピドグレル錠25mg「ファイザー」および同75mg、ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「ファイザー」、ナフトピジル錠25mg「ファイザー」および同50mgと同75mg、ナフトピジルOD錠25mg「ファイザー」および同50mgと同75mg、メトホルミン塩酸塩錠250mg MT「ファイザー」および同500mg、レトロゾール錠2.5mg「ファイザー」、オキサリプラチン点滴静注液200mg/40mL「ファイザー」、ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「ファイザー」および同80mg/4mL。
誤投与・飲み違い防止に取り組む
今回発売された後発医薬品は、いずれも医療安全に配慮した製剤・包装への様々な工夫を取り入れている。特にクロピドグレル錠は、錠剤に「成分名」をカタカナで印字することにより識別性を高めるなど、誤投与・飲み違い防止に取り組んだという。
同社は今後も、自社の基準を満たす製品を届けることで、日本の医療へ貢献していくとしている。

エスタブリッシュ医薬品事業部門 後発医薬品8成分16品目を新発売 - ファイザー株式会社
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