STRETTAの薦め。新しいガイドライン
アメリカの消化器内視鏡学会(ASGE)は17日、逆流性食道炎(GERD)への治療に対し、熟達された方法の選択肢としてSTRETTA療法を薦める新しいガイドラインを発表した。
STRETTA療法は安心で効果的、そして持続性があり、人体への有害影響は極めてまれだと述べている。
STRETTAとは
STRETTA療法は最小限の内視鏡処置で、非剥離性の高周波(RF)エネルギーを照射することで下部食道括約筋の機能を回復させ、それゆえにGERDの症状が改善するというものだ。
GERDとPPIs
GERDはアメリカにおいて消化器官診断で最もよく発見される疾患だ。多くの患者はプロトンポンプ阻害剤(PPIs)で治療されるが、おおよそ30%の患者はPPIsでは症状を完全に抑えられない。
最近の研究では長い間利用されてきたPPIsの問題点も指摘されている。
PPIsからSTRETTA療法へ
PPIsの問題点が浮上してきたため、STRETTA療法利用にシフトする時期がきたのだろう。
STRETTA療法はGERD治療においてもっとも安全かつ効果的、そして最安値だ。そして外科手術を避けたい、もしくは薬剤治療では症状が改善しない患者にとって理想の治療法となる。
外科手術とは違いSTRETTA療法は人体に手を加えることはないので、治療後、別の外科手術が必要になった際も、それを困難にすることはなく、様々な治療選択肢を提供することが可能だ。さらには、以前に抗逆流や肥満の手術、GERDを経験した患者でも利用することができる。
(画像はプレスリリースより)

Mederi Therapeutics プレスリリース(PR Newswire)
http://www.prnewswire.com/