MSL、即ちメディカル・サイエンス・リエゾン
アストラゼネカ株式会社は、6月12日、同社のメディカル・サイエンス・リエゾン(以下「MSL」)認定制度が、一般財団法人日本製薬医学会より認証されたと発表した。
日本製薬医学会は、MSLおよびMSLの果たす適切な役割の認知向上を目指す団体。アストラゼネカは、同会の認証を受けた最初の企業となる。
高度な専門性や学術知識や学位を持つMSL
MSLは、企業の社内外において製品の適正使用の推進や価値の至適化などを、医学的・科学的な面から支援する職を指す。また、特定の疾患領域についての教育といった非営業活動も、公正かつ客観的に実施する。
MSLは、医学・科学における高度な専門性や学術知識や学位を持ち、プロモーション活動とは一線を引く。社外ではオピニオンリーダーや医学研究者などを訪問し、学会活動なども通じて情報の伝達・入手を行う。
先駆的な取り組みを行ってきたアストラゼネカ
アストラゼネカは、海外におけるMSL活動の長い歴史に基づき、日本でのMSL社内認定システムの確立およびMSL育成プログラムにおいて、先駆的な取り組みを行ってきた。
今回同社が取得した認証は、同社のこういった姿勢が評価されたものだという。同社は今後も、MSL活動の確立と認知向上への貢献を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

アストラゼネカ 社内メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)認定制度が日本製薬医学会より認証 - アストラゼネカ株式会社
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease