78億円で、栃木県に新たな研究開発センターを建設
キョーリン製薬ホールディングスは5月27日 、子会社の杏林製薬が昨年1月より建設を進めていた研究開発施設「わたらせ創薬センター」が完成したことを受けて、竣工式を行った。本格稼働は、7月7日からとなる予定だ。
「わたらせ創薬センター」の所在地は、栃木県下都賀郡野木町1848。建築面積7,536平米、延べ床面積2万703平米、地上4階建ての最新施設で、総工費は78億円にのぼる。
良質な研究成果を、スピーディーに生み出すための施設
今回の研究開発施設の完成によって、これまで2か所に分散していた国内の研究開発拠点が1か所に集約された。これにより人、組織、システムの連携が強化され、効率的な研究開発活動が可能となる。
設計面では高性能な研究設備の充実はもちろんのこと、研究者同士のコミュニケーションの活性化を促すための「交流スペース」や、研究者の集中力、独創的な発想力を向上させるための「個室ブース」を効果的な位置に配置。良質な研究開発をスピーディーに進めるための工夫が凝らされている。
(画像はニュースリリースより)

キョーリン製薬ホールディングス株式会社のニュースリリース
http://www.kyorin-gr.co.jp/news/docs.pdf