新製造棟の建設を開始
片山製薬所は、4月22日、富山工場(富山県富山市)内の新製造棟建設工事の起工式を4月21日に執り行ったことを発表した。
なお、竣工は2016年2月を予定している。
新製造棟の概要
今回新たに建設するのは、主力工場である富山工場の第3製造棟(富山県富山市八尾町保内1丁目3番地、富山八尾中核工業団地内)だ。
総3階建て、延べ床面積2,988.75平方メートルの新製造棟は、主に医薬品中間体の製造施設として活躍し、生産能力の向上に貢献していくことになる。
なお、稼働開始は、2016年10月以降をめざす。
高品質な製品供給を実現
片山製薬所は、医薬品原薬、原薬中間体、アミノ酸誘導体、化粧品用添加剤の開発・製造販売を行っており、2012年2月、堺化学工業の連結子会社となり、堺化学グループ傘下へ編入してからは、グループの保有する無機化学の技術を取り込み、新たな価値の創造にもチャレンジしているという。
今後、同社は、大阪にある枚方工場と合わせ、医薬品原薬・中間体等の製造受託事業の基盤強化に努めるとともに、供給体制のさらなる強化と高品質な製品の安定供給に取り組む方針である。
(画像はプレスリリースより)

片山製薬所 プレスリリース
http://www.katayama-finechem.co.jp/news/pdf/