2025年07月17日(木)

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武田薬品、慶應義大医学部および新潟大学と共同研究契約を締結

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武田薬品、慶應義大医学部および新潟大学と共同研究契約を締結

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武田薬品、慶應義大医学部および新潟大学と共同研究契約を締結

　2015年4月21日 23:00　

「湘南インキュベーションラボ」の一環として

武田薬品工業株式会社は、疾患関連RNA結合タンパク質の探索と機能解析に関する共同研究の契約を、慶應義塾大学医学部および新潟大学と締結したと発表した。

神奈川県藤沢市にある同社の湘南研究所において、プロジェクト「湘南インキュベーションラボ」の一環として行われる。

RNA結合タンパク質に特化した研究を行う

近年、RNA結合タンパク質と疾患の病態との関係は、少しずつ明らかにされつつある。多くの疾患の発症や進行において、RNA結合タンパク質の異常が関係していることが考えられているという。

今回契約が締結された共同研究では、系統的かつ網羅的にRNA結合タンパク質に特化した研究が行われる。中枢神経系疾患や癌などが対象になる可能性があるとして、新規創薬ターゲット候補や画期的な創薬技術を継続的に創出することを目指すとしている。

共同研究の期間は、3年

「湘南インキュベーションラボ」は、武田薬品の医薬研究本部が継続して実施しているプロジェクト。同社湘南研究所に外部の研究機関から優秀な研究者を招き、所内の施設の一部を利用して同社研究者とともに研究活動を行う。

この共同研究の期間は、3年。慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授が全体の研究を指揮し、新潟大学からは矢野真人准教授が参加する。