第100回薬剤師国家資格試験の結果を発表
厚生労働省は、3月27日に、薬剤師国家試験の結果を発表した。受験者14316人に対して合格者は、9044人となり、63.17%の合格率となった。今回の試験では、男性の合格率が60.04%、女性の合格率が65.29%となり、5.25%女性の方が多く合格している。
また、今回の合格率で見た場合、国立大学、公立大学は、各75%以上の数値を出しているが、私立大学の合格率が62.27%と、若干低い数値を出している。
東大の6年制新卒者の合格率100%
今回の合格率を大学別で検証してみると、東大の6年制新卒者が100%の合格率となり好成績を出した。東大全体で見ると、21人中13人の合格で61.9%の合格率となった。
6年制新卒者の合格率は、次いで、金沢大学が、94.29%、富山大学が94%となり、北陸の国立大学が高い合格率を出した。
全体で見た場合の合格率が最も高い大学は、広島大学の86.79%、次いで、金沢大学の86.67%となった。
都道府県別の合格数では、東京都がトップ
都道府県別合格者数では、東京都が1011人でトップになる。島根県が、33人で最少人数となった。全体の合格者数9044人に対して、1000人を超えたのは、東京都だけとなった。次いで大阪府で768人、神奈川県で632人と都市部に集中している。
(厚生労働省ホームページ)

厚生労働省 報道発表
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