総額851万円を助成
大阪府大阪市に本社を置く田辺三菱製薬株式会社は、2015年度「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」の助成先を決定したことを2015年3月2日に発表した。今年度は、難病患者団体とその支援団体が実施している13件の事業に対して合計851万円を助成する。
今回の助成先の概要について
今回の助成先の一つが京都府にある特定非営利活動法人パーキンソン病支援センター。このセンターではパーキンソン病患者に対する食環境の改善事業として初期段階からの予防やリハビリ指導についての事業を実施している。
また、今回助成を受けることとなった特定非営利活動法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会では、難病などのように完治することが困難な病気を有する人に対して自己管理を支援するワークショップを実施している他、その内容についてさらなる改善と進行役のフォローアップも実施している。
東京都にある一般社団法人全国心臓病の子どもを守る会では、今回受ける助成を元にしんぞう手帳(仮題)の製作を行う予定だ。
同社では、手のひらパートナープログラムを通じて。患者とその家族の闘病を支えていくこと、そして、こうしたプログラムを通じて一人ひとりが生きがいをもち夢や希望を叶えることができるよう、支援を継続していくことを表明している。

田辺三菱製薬 プレスリリース
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