「TBA-FX8」の発売を開始
栃木県大田原市に本社を置く東芝メディカルシステムズ株式会社は、臨床化学自動分析装置である「TBA(TM)-FX8」の販売を開始したことを2015年2月26日に発表した。この自動分析装置は大規模・地域拠点病院、そして検査センターを対象としており、東芝自動分析装置の中では、最も検体を処理するスピードが速いだけではなく、高機能を搭載したフラッグシップモデル。
今回の自動分析装置の概要について
臨床化学自動分析装置は血液や尿といった検体の中に含まれる血糖やコレステロールなどの生化学成分を測定するための装置で、病院内の検体検査部門や検体検査の専用施設で用いられている。今回発売された新製品は、2つの分注ラインを効率よく高速サンプリングさせることで高速検体処理が可能となる。その処理量は比色最大2000から8000テスト/時。
また、新製品には大容量の試薬庫を2つ装備しており、多くの検査室において既に使用実績がある汎用試薬ボトルを架設することができ、これによって多様化する試薬運用ニーズに対応することができる。
また、安全性や操作性の向上についても配慮がなされており、分析部のカバーを閉めた状態でも、一時停止をかけずに検体をセットすることができるようになっている。
(画像はプレスリリースより)

東芝メディカルシステムズ ニュースリリース
http://www.toshiba-medical.co.jp/