ファイザー 骨粗鬆症の意識調査結果を発表
ファイザー株式会社は、2月27日に50代以上の閉経後の女性に対して、骨粗鬆症の意識調査や実態を調査した結果を発表した。
2月5日~7日、50代以上の閉経後の女性を対象に、3090人にインターネット調査を行ったもの。
4割弱が検査経験なし。骨粗鬆症へ不安を抱える女性
骨粗鬆症を知っていると回答した3084人に、「自分が骨粗鬆症になるか?」という質問に対して、自分が骨粗鬆症になる可能性がある、将来可能性があると答えた人が、2224人となり、全体の72.1%となった。
しかし、骨粗鬆症の検査をしたことがあると答えた女性の数は、2224人中、795人で、35.7%となった。骨粗鬆症に不安を感じているが、4割弱が検査を受けていない人がいることが分かった。
女性の健康にクローズアップ
日本骨粗鬆症学会の理事長、太田博明氏は、今回の調査結果を通じて、骨粗鬆症をはじめ、骨の病気に対して、正しい知識を持ち、検査をすることを勧める。
骨粗鬆症は、骨折しやすい病気であり、自覚症状が少ない病気のため、気がつかないまま進行する。今後、自己判断で、大丈夫と思わずに、医師や専門家へ相談できる環境づくりが重要となってくる。

ファイザー株式会社 プレスリリース
http://www.pfizer.co.jp/