部分発作を有する4歳以上のすべての患者へ使用可能に
2015年2月20日、大塚製薬株式会社は、国内でユーシービージャパン株式会社とともに開発・販売を行っている「イーケプラ錠250mg、同錠500mg、同ドライシロップ50%、イーケプラ点滴静注500mg(一般名:レベチラセタム)」が、「てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)」の効能・効果で承認を取得したことを明らかにした。
「イーケプラ錠」は、部分発作に対する他の抗てんかん薬との併用の適応においては既に承認を取得している。しかし、てんかんの治療は主に薬物治療となり、また患者によっては長期間の服用が必要となることから、より適正な薬剤の単剤療法が望まれてきた。
今回の承認により、部分発作を有する4歳以上のすべての患者に対して使用が可能となる。
欧州では既に単剤療法開始時における第一選択薬の一つ
「イーケプラ」は、従来の抗てんかん薬と異なる作用機序を有する抗てんかん薬だ。
海外においても、「イーケプラ」は部分発作の治療において他の抗てんかん薬との併用療法における標準的な治療薬となっており、全世界で600万人の使用経験がある。さらに欧州では、単剤療法開始時の第一選択薬の一つとして既に位置付けられてもいる。

大塚製薬株式会社 ニュースリリース
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