ロンドンのクイーンメアリー大学と
2015年2月20日、武田薬品工業株式会社は、クイーンメアリー大学と消化器疾患領域における共同研究契約を締結したことを明らかにした。共同研究の期間は3年間となる。
この契約により、同社の消化器系疾患創薬ユニットは、クイーンメアリー大学医科歯科学部の研究者たちとともに新規治療ターゲットの研究や、同大の技術による新規作用機序の化合物の有効性研究など、複数の領域における研究を実施していく。
同大学は英国におけるトップクラスの大学のひとつで、消化器疾患領域においては世界をリードするトランスレーショナル研究施設と高い専門性を有している。共同研究においては、主に機能性腸疾患や消化管運動障害の原因となる消化管の知覚と運動メカニズムに着目した研究が行われるという。
未だ病態がほとんど解明されない消化器疾患も多い
消化器疾患には、未だ病態がほとんど解明されていないものも多い。
同社の消化器系疾患創薬ユニットは、消化器疾患領域において優れた専門知識を有する研究機関とパートナーシップを結ぶことにより、両者の最新の科学を活用した新たな医薬品・治療法の開発を目指す。

武田薬品工業株式会社 ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/news/files/20150220_jp.pdf