製薬業界ニュース
2025年07月21日(月)
 製薬業界ニュース

武田、4種混合ワクチンの開発について中止を発表

新着ニュース30件






























武田、4種混合ワクチンの開発について中止を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
ポートフォリオ見直しの結果によるもの
武田薬品工業は、TAKー361S(沈降精製百日せきジフテリア破傷風ワクチンにセービン株不活化ポリオワクチンを混合した4種混合ワクチン)の開発中止を発表した。同ワクチンは日本で臨床第2相試験まで終了していたが、研究開発資源について、最適な投資を行うという観点からワクチンポートフォリオを見直した結果による自主的な開発中止である。

日本では既に他社から4種混合ワクチンが安定的に供給されているため、同社はノロウイルスワクチンやデング熱ワクチン、インフルエンザワクチン、ヒブワクチン、エンテロウイルス71ワクチン(手足口病に対するワクチン)など、アンメットメディカルニーズが高いワクチンに対し、日本およびグローバルでの開発の強化を図る。
ワクチン
ノロウイルスやデング熱に対するワクチン開発を強化
アンメットメディカルニーズが高いだけではなく、日本政府により最優先課題として位置づけられているノロウイルス感染症予防のための最も開発ステージが進んだワクチンの開発や2014年に日本においても約70年ぶりに多くの感染者が出たデング熱に対するワクチンの開発を推進する。

これら2つのワクチンに関しては、2015年から2016年にかけてグローバルにおける臨床第3相試験を開始する予定。

そして、日本においては、2014年に細胞培養技術を利用し製造される新型インフルエンザワクチンの製造販売承認を取得。さらに、細胞内容季節性インフルエンザワクチン(TAKー850)の臨床第1/2相試験を実施中であり、2013年にはヒブワクチン(TAKー816)の製造販売承認を申請している。

同社は日本および世界の公衆衛生の向上のためにさらなる貢献が出来るように取り組んでいくという。


外部リンク

武田薬品工業ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/news/files/20150202_jp.pdf
Amazon.co.jp : ワクチン に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->