日本調剤が実施
日本調剤株式会社は、『花粉症の実態と対策』について実施した調査結果について発表した。対象は、これまでに花粉症と自覚し、診断されたことがある花粉症経験者・全国の20代~70代以上の男女1198人。
春に一番症状がひどいと回答
どの季節に花粉症の症状が一番ひどいかという質問に対し、春と回答した人が最も多く約85%であった。その症状は「目のかゆみ」、「くしゃみ」「鼻づまり」といった回答が多かった。
どのくらいの人が病院に行くのか?
また、花粉症の治療のために病院に行く人は「必ず行く」と「行く場合もある」をあわせて約60%。70代以上の女性が「病院に行く」割合が最も高い。病院に行く人が1回の診察費や治療薬費にかかった費用は1000円から2000円が最も多いが、70代後期高齢者の男女に関しては1000円未満が最も多い回答である。
そして、「病院に行かない」と回答した人による行かない理由は「我慢できる程度だから」、「面倒だから」という回答が多い。
治療薬について
花粉症の治療薬を使用するタイミングは、内服薬、外用薬ともに「花粉症の症状が出てから使用する」(内服薬:29.6%、外用薬:38.0%)、「症状がひどい時だけ使用する」(内服薬:24.1%、外用薬:23.5%)という回答がよせられ、半数以上の人は花粉症が発症してから治療薬を使用していることがわかる。
また、治療薬を使わない人も25%以上存在する。
治療薬による影響についての質問に対し約40%が「特に影響がない」と回答しているが「眠気」や「口や目の渇き」を感じる人も存在する。しかしながらその満足度については、「満足している」「やや満足している」という回答をあわせると44.5%であることから半数近くの人が満足していないことがわかる。
(画像はニュースリリースより)

日本調剤株式会社 ニュースリリース
http://www.nicho.co.jp/corporate/info/12152/