製薬業界ニュース
2025年07月21日(月)
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富士フイルム、フランスの公的研究機関とエボラ出血熱について共同研究契約を締結

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富士フイルム、フランスの公的研究機関とエボラ出血熱について共同研究契約を締結

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フランスのバイオアスターと共同研究契約
富士フイルム株式会社(以下、富士フイルム)は、フランスのBIOASTER(以下、バイオアスター)と、エボラ出血熱の迅速診断システムに関する共同研究契約を2015年年2月2日に締結したことを発表した。バイオアスターは、フランスにおける感染症や微生物学分野で最先端の公的研究機関。

この共同研究は、世界の公衆衛生の課題解決にむけた富士フイルムとバイオアスターによる産官共同の国際プロジェクトだ。
富士フイルム
高度安全実験室を使用した研究
今回の共同研究は、富士フイルムが所有し、インフルエンザ診断システムとして販売されている超高感度イムノクロマト法と、感染症の分野で豊富な経験とノウハウを持つバイオアスターが作製、評価するエボラウイルスの抗体を使用する。

現在エボラウイルスの確定診断に利用されている遺伝子検査と同等の高い診断能力でかつ、簡便、迅速、小型で可搬性に優れた、エボラ出血熱の迅速診断システム技術の確立を目指す。

最も毒性が強いウイルスなどを扱うことが可能なBSL4高度安全実験室を使用し、エボラウイルス陽性検体を用いた評価を行う。

そのため、インサームや、WHOが制定した実験室生物安全指針の最高ランク(BSL-4)のリスクに属する病原体を取り扱えるヨーロッパ最大の実験施設であるジャン・メリュー高度安全実験室などのフランス公的研究機関から協力も得て研究を行っていく。


外部リンク

富士フイルム株式会社ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/
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