豪州の医薬品販売拠点
大塚製薬は、1月27日、オーストラリアに現地法人、大塚オーストラリアファーマシューティカル(Otsuka Australia Pharmaceutical Pty Ltd)を設立し、昨年末にシドニー郊外にオフィスを開設したことを明らかにした。
オーストラリアにおける医薬品市場は、世界第12位の規模。今後も先進的治療の需要の増加、市場成長が見込まれるという。
新会社の概要
大塚オーストラリアファーマシューティカルは、医薬品の輸入および販売を目的に、2014年9月11日に設立。
オーストラリアの精神・神経疾患の患者ニーズに積極的に取り組み、医薬品販売拠点として、長期にわたるプレゼンスを確立したい考えである。
なお、今回の新会社開設により、大塚グループの独自の海外拠点は27カ国・地域となった。
地域医療向上に貢献
オーストラリアでは、現在高齢化が進み、なかでも統合失調症患者が28万5,000人、うつ病患者が100万人、認知症患者が29万8,000人いると推定。
大塚製薬は、同国における精神・神経疾患等の患者に先進的、革新的な治療薬を提供することで、地域医療向上に貢献していく方針だ。
(画像はホームページより)

大塚製薬 ニュースリリース
http://www.otsuka.co.jp/company/release/2015/0127_01.html