クラウド型治験関連ドキュメント遠隔閲覧ソリューション
2015年1月28日、ソフトバンクテレコム株式会社は株式会社京葉電子工業、株式会社THINK21とともに、治験モニタリング業務支援を目的としたクラウド型治験関連ドキュメント遠隔閲覧ソリューションを提供開始すると発表した。
このソリューションは治験にかかわる製薬企業、医薬品開発業務受託機関、治験施設支援機関が対象となる。
医療施設の治験関連書類を専用のアプリケーションで電子化し、スマートデバイスなどでセキュアに閲覧できるというものだ。これにより治験関係者は電子化ドキュメントを遠隔から閲覧できるようになるため、モニタリング業務の効率化や交通費などのコスト削減が実現できるとしている。
地方での治験受託、医療技術向上への可能性
現在、文部科学省および厚生労働省は「臨床研究・治験活性化5カ年計画2012」により、治験業務の効率化・迅速化を推進している。
同ソリューションにより、地方の医療機関など国内の治験受託の可能性が広がるほか、医師が治験に参加する機会も創出できることから、医療技術向上に貢献する可能性にも期待できる。
提供開始は2015年2月から。
(画像はプレスリリースより)

ソフトバンクテレコム株式会社 プレスリリース
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